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卓球プラスチックボールはいつから変更になる?回転への影響や発売日は?

2016/01/21
いつから変更?

プラスチックボールの使用開始時期ですが、2015年1月に開催されの全日本選手権の本戦や全国高校選抜ではプラスチックボールを使用するようです。

全日本の予選に関しては各都道府県の判断に任せるということです。トップレベルの選手は対応に苦慮しそうですね。※詳細は日本卓球協会公式サイトへ

地方レベルの大会だとプラスチックボールへの完全な移行にはまだまだ時間がかかりそうです。

セルロイドボールとの違いや回転やスピードへの影響は?

卓球王国2014年10月号にプラスチックボールとセルロイドボールの違いを特集記事でまとめてありますが、スピードや回転量は若干落ちるようです。これはボールの直径が0.5ミリ大きくなることで空気抵抗が増えることが原因と考えられます。

トップ選手の試打の感想ですが、プレースタイルや体力、技術レベルによって大きく変わるみたいです。

まとめるとこんなかんじです。

カットマン・・・ラバーを柔らかくしないとオーバーミスが増える。

表ソフト・・・球離れが遅くなり、弾く打法がやりにくくなった。

粒高ラバー・・・回転の変化は減少。以前よりも短く止めるやすくなった。

下回転サービスやストップ・・・・以前よりも急激に止まる感じ。

パワーヒッターは有利・・・中陣での打ち合いでボールのスピードが速くなった。

イレギュラーバウンドが減少などやはり個人差はあれセルロイドのときとは異なるようです。

またニッタクとTSPのプラスチックボールだとニッタクのほうがスピンやボールの弾道がセルロイドボールとの差が少ないということです。大会によって試用ボールが異なると対応するのが大変ですね。

ラバーやラケットの変更が必要不可欠?

以前よりも回転がかけにくくなる、ボールの軌道が弧線を描かなくなるのであればラバーやラケットの組み合わせの変更も必要になってくるでしょうね。

ニッタクはプラスチックボールに対応した新しい裏ソフト『アルヘルグ』を今年の秋に発売する予定とのことです。どんなラバーが合うのか今後も情報収集が必要ですね。


日本卓球協会が公認プラスチックボールのメーカーを発表

日本卓球協会が公認したプラスチックボールのメーカーはニッタク、TSP、バタフライ、アンドロ、アンビションの5社であることが明らかになりました。

価格はニッタクがスリースターが1個360円で10月10日より発売です。

ラージボールのプラスチックボールはニッタクのみです。

ボールの価格はセルロイドに比べると80円ほど上がるみたいですね。ボールの打球感もメーカーによって異なるっぽいのでトップ選手は戸惑いそうですね。