ペン表前陣速攻　劉国梁のショートと裏面打法

元世界チャンピオン・アトランタ五輪金メダリストの劉国梁によるバック打法の実演です。

ポイントはバックショートのバックスイングをとるときにラケット面が下を向いていることです。そしてボールを打つときは、ラケット面がほぼ垂直に近い角度になっています。

インパクト直前まではラケットは下から上の動きになっています。こうすることでトップスピンをかけてボールに威力と安定性を加えるのだと思います。


さらにバックスイングをとるときの右ひじと腰の動きにも注目です。右ひじを引くときに、腰の右側も引いています。その後の、インパクトの瞬間ですがラケットは前方方向に押し出しています。
またプッシュショートのときはインパクトの瞬間に手首を使って押し出すように打球しています。

裏面打法はスローの開設を見るとわかりますが、ラケット面はややかぶせ気味で最初から最後までラケット面の角度に大きな変化はありません。ラケットはやはり下から上の動きでトップスピンを加えています。打球タイミングは、通常のショートと同じく打点が早いです。