表ソフトラバーを使っているが、どのラバーを選ぶべきか悩んでいる方はまず自分のプレースタイルが安定重視なのか威力重視なのか、サービス力かカウンターなのかをじっくりと考える必要があります。
まず回転系表ソフトラバーの長所と短所ですが以下の通りです。
回転系表ソフトラバー(スピンピップスなど)
長所・・・ストップレシーブ、ドライブ、ツッツキ、カウンターがやりやすい
短所・・・スマッシュが少しやりにくい
ナックルが出にくい
強いフリックができない
回転の影響をうけやすい。
回転系表ソフトはボールの軌道が山なりになるので安定性が高いです。またストップとカウンターがやりやすいので相手の3球目攻撃を防いだり、相手のドライブをカウンターで返しやすくなります。
スマッシュよりもドライブで仕掛けたい選手にはスピンピップス(TSP)やブースターSA(ミズノ)、レイストーム(バタフライ)などの回転系の表ソフトがいいでしょう。
回転系表ソフトラバーの代名詞スピンピップスを使用した選手といえば最後のペン速攻の世界チャンの劉国梁を思い出しますね。スピード接着剤OKの時代でしたが、裏面打法と強烈なフォア強打が印象的でした。
次にスピード系表ソフトラバーですが、特徴は以下の通りです。
スピード系表ソフトラバー(スペクトルなど)
長所・・・フリック(払うレシーブ)とスマッシュがやりやすい。
ブロックがやりやすい。
ナックルがでやすい。
相手の回転の影響を受けにくいのでレシーブミスが減る。
短所・・・切れたツッツキとストップレシーブが難しい。
サービスやドライブで回転がややかけにくい。
直線的な弾道でスマッシュやブロックに威力を発揮します。またスピードのあるナックルボールは対戦相手にとって脅威です。ただし、回転がかけにくいのでミスがでやすくなります。
スピード系表ソフトはスペクトル(TSP)やオリジナルTバージョン(ヤサカ)が有名です。
シェークハンドの異質型の選手はバック面にはスペクトルを張ってナックルやスピードのある強打を武器にする選手が多いです。回転量の不足はフォア面の裏ソフトラバーでカバーという考えですね。
かつて中国にワンタオというバック面表ソフトのシェーク攻撃型の選手がいましたが、彼がこのタイプの選手ですね。バック表を自在に操り小柄ながら世界トップクラスの選手として一時代を築いた選手です。
ペンホルダーでスピード系表ソフトを張った選手といえば引退された田崎俊雄選手を忘れてはいけません。世界選手権の団体戦でJセイブやワルドナーを破り、その破壊的なカウンタースマッシュから「カミカゼ」と恐れられた選手です。
※はずむ接着剤OKの時代の動画なので、現在のルールで同じ距離でプレーをするには同じ用具では難しいかもしれません。
まとめ
卓球王国2008年11月号によると当時の全日本のトップ選手でみるとシェークハンド選手はスピード系、ペンホルダーの選手では回転系が多い傾向のようです。
まず回転系表ソフトラバーの長所と短所ですが以下の通りです。
回転系表ソフトラバー(スピンピップスなど)
長所・・・ストップレシーブ、ドライブ、ツッツキ、カウンターがやりやすい
短所・・・スマッシュが少しやりにくい
ナックルが出にくい
強いフリックができない
回転の影響をうけやすい。
回転系表ソフトはボールの軌道が山なりになるので安定性が高いです。またストップとカウンターがやりやすいので相手の3球目攻撃を防いだり、相手のドライブをカウンターで返しやすくなります。
スマッシュよりもドライブで仕掛けたい選手にはスピンピップス(TSP)やブースターSA(ミズノ)、レイストーム(バタフライ)などの回転系の表ソフトがいいでしょう。
回転系表ソフトラバーの代名詞スピンピップスを使用した選手といえば最後のペン速攻の世界チャンの劉国梁を思い出しますね。スピード接着剤OKの時代でしたが、裏面打法と強烈なフォア強打が印象的でした。
次にスピード系表ソフトラバーですが、特徴は以下の通りです。
スピード系表ソフトラバー(スペクトルなど)
長所・・・フリック(払うレシーブ)とスマッシュがやりやすい。
ブロックがやりやすい。
ナックルがでやすい。
相手の回転の影響を受けにくいのでレシーブミスが減る。
短所・・・切れたツッツキとストップレシーブが難しい。
サービスやドライブで回転がややかけにくい。
直線的な弾道でスマッシュやブロックに威力を発揮します。またスピードのあるナックルボールは対戦相手にとって脅威です。ただし、回転がかけにくいのでミスがでやすくなります。
スピード系表ソフトはスペクトル(TSP)やオリジナルTバージョン(ヤサカ)が有名です。
シェークハンドの異質型の選手はバック面にはスペクトルを張ってナックルやスピードのある強打を武器にする選手が多いです。回転量の不足はフォア面の裏ソフトラバーでカバーという考えですね。
かつて中国にワンタオというバック面表ソフトのシェーク攻撃型の選手がいましたが、彼がこのタイプの選手ですね。バック表を自在に操り小柄ながら世界トップクラスの選手として一時代を築いた選手です。
ペンホルダーでスピード系表ソフトを張った選手といえば引退された田崎俊雄選手を忘れてはいけません。世界選手権の団体戦でJセイブやワルドナーを破り、その破壊的なカウンタースマッシュから「カミカゼ」と恐れられた選手です。
※はずむ接着剤OKの時代の動画なので、現在のルールで同じ距離でプレーをするには同じ用具では難しいかもしれません。
まとめ
卓球王国2008年11月号によると当時の全日本のトップ選手でみるとシェークハンド選手はスピード系、ペンホルダーの選手では回転系が多い傾向のようです。
どちらを選ぶかはどんなプレーを目指すかもポイントだと思います。世界トップ選手のプレーを動画で見ながらじっくり考えましょう。
初めて表ソフトにする人は回転系からスピード系へと徐々に移行したほうが無難かもしれません。
初めて表ソフトにする人は回転系からスピード系へと徐々に移行したほうが無難かもしれません。
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