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【衝撃】2.7mmの怪物『ザイア03』は05ハードより硬い!?元全日本ランカーが語る「期待以上」の正体

2026/01/13

発売前から「2.7mm」という規格外のスポンジ厚で話題を独占していたバタフライの『ザイア03 (Zyre 03)』。 多くのユーザーが「重すぎて振れないのではないか?」「ぶっ飛びすぎて制御不能なのではないか?」という懸念を抱いていたはずです。

しかし、元全日本ランカーであり、鋭い用具眼を持つ横山友一(Y.Y LINK)氏の評価は、それらの予想を良い意味で裏切るものでした。 「期待通り、いや期待以上」 彼にそう言わしめた、このラバーの「物理法則を無視したような性能」について、2500文字を超える詳細レビューで徹底解剖します。

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「2.7mmなのに軽い」という怪奇現象

まず最初に語るべきは、その重量における技術的ブレイクスルーです。 これまで、スポンジを厚くすれば重くなるのが物理の常識でした。 しかし、ザイア03はスポンジ厚2.7mm(特厚よりも遥かに分厚い)でありながら、以下の重量データを叩き出しています。

  • 対 ディグニクス05: わずか +1g
  • 対 ディグニクス09C: むしろ -2g 軽い

「こんなに分厚いのに、09Cより軽い」 これはバタフライの研究開発チームが到達した、ある種の到達点と言えるでしょう。ラケット総重量が184g(張本智和インナーフォースALC使用時)に収まっており、一般プレーヤーでも十分に振り切れる重量バランスを実現しています。

硬度44度の真実:05ハードを超えた硬さ

カタログスペックに見える数字のマジックにも注意が必要です。 ザイア03のスポンジ硬度は44度(バタフライ基準)。 これは、あのカチカチと言われる『テナジー05ハード』や『ディグニクス05ハード』の43度を上回る数値です。

なぜ「硬い」のに「掴む」のか?

数値上は「激硬」ですが、横山氏の試打感想は「掴む」でした。 ここに、新開発のトップシートと2.7mmスポンジの魔法があります。 インパクトの瞬間、分厚いスポンジがボールを深く包み込み(ここまでは柔らかく感じる)、そこから硬いスポンジの反発力で一気に弾き出す。 この「深い食い込み」と「猛烈な射出」の落差こそが、ザイア03のエネルギー効率の高さの証明です。

「受け手」が震える弾道の伸び

今回の動画で非常に興味深かったのが、ボールを受けているパートナーの反応です。 「ディグニクス05よりも、ザイア03の方がボールが軽い(打球感が軽い)気がする」 横山氏がそう感じていた一方で、受けている側は全く逆の感想を持っていました。

"Eggy" (エグい) 伸び

  • 見た目: 05の方が弧線が高く、かかっているように見える。
  • 実際: ザイア03は見た目以上にバウンド後に伸びてくる

「飛び方に反して、ブン!と伸びてくる」 これは相手にとって最も嫌なボールです。タイミングが取りづらく、ブロックをオーバーミスさせたり、カウンターのタイミングを狂わせたりする効果があります。 「打っている本人は軽く感じるのに、相手には重い球が行く」。これこそが、現代卓球における理想のラバーの条件かもしれません。

台上技術:止まるブレーキ性能

「そんなに飛ぶなら、ストップは止まらないのでは?」 これが誰もが抱く最大の懸念でしたが、結論から言えば「止まります」

動画の後半(検証箇所)では、ストップが「3バウンド」するシーンが見られました。 この「止まる」現象の秘密も、やはりシートの強さとスポンジの厚みにあります。 タッチを優しくすれば、分厚いスポンジが衝撃を吸収し、強いシートが回転をかけてボールを静止させる。 「飛び出し」と「ブレーキ」のメリハリが効いているため、ツッツキやストップといった細かい技術でも破綻しません。

唯一の弱点?「ブロック」の難しさ

絶賛続きのレビューの中で、唯一「難しさ」を感じさせたのがブロックです。 横山氏いわく「ブロックはしやすくない」。 * 理由: スポンジが厚すぎて、相手の強打を必要以上に吸収してしまう(沈んでしまう)感覚がある。 * 感覚: 「パチン」と弾くのではなく、一度「グニュ」っと掴んでしまうため、弾きの良さを求める人には違和感があるかも。

自分から攻める時は最強の武器になりますが、守勢に回った時の「オートマチックな防御力」は、ディグニクス05の方が上かもしれません。

まとめ:価格以上の価値はあるか?

実勢価格でも1万円を超える高級ラバーですが、横山氏の結論は「期待以上」でした。 特に、以下のプレーヤーにとっては「価格以上の革命」をもたらす可能性があります。

  1. スイングスピードに自信がある人: 硬度44度のポテンシャルを引き出せれば、過去最高のボールが出ます。
  2. 回転でねじ込みたい人: 「擦る」打ち方をした時のエネルギー効率は異常に高いです。
  3. 重さがネックで09Cを諦めた人: 09Cより軽く、同等以上の威力を出せる唯一の選択肢です。

「硬くて速い」だけじゃない。「軽くて止まる」怪物。 バタフライが満を持して送り出したこの新基準は、あなたの卓球観を(そして財布の感覚も)大きく変えてしまうかもしれません。

動画の字幕/要約を見る(クリックで展開)
  • 重量の衝撃: スポンジ厚2.7mmにも関わらず、ディグニクス09Cより2g軽く、05とほぼ変わらない(ラケット総重量184g)。
  • 硬度の逆転: カタログ値44度は、05ハード(43度)よりも硬い。しかし、分厚いスポンジのおかげで球持ちと食い込みを感じる。
  • 弾道と伸び: 打球感は軽快だが、受け手(相手)にとってはバウンド後に「ブン!」と伸びてくる重い球質になる。
  • 台上性能: ストップは3バウンドするほど止まる。シートが強く、ボールを吸収・静止させる能力も高い。
  • ブロックの難しさ: 唯一の欠点はブロック。スポンジが衝撃を吸収しすぎてしまい、弾く感覚が鈍るため好みが分かれる。
  • 総評: 期待以上の完成度。特に「自分で回転をかけにいける選手」にとっては、これ以上ない強力な武器になる。