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(卓球世界ランキング発表)水谷隼6位、石川佳純が福原愛を抜いて7位

2011年9月1日、卓球の世界ランキングが発表されました。男子の水谷隼は前回の8位から6位に上昇しました。ここまで順位を上げた日本選手は明治大学の先輩で全日本8回優勝の斉藤清以来じゃないですかね?たいしたものです。

その他の男子選手は吉田海偉が40位から27位に浮上したのを除くとほぼ変わりませんでした。丹羽孝希が29位、岸川が17位です。松平健太は46位です。丹羽は高校生ということを差し引いても本来の才能からすればもう少し順位が上に上がっても良い選手です。トップ20に早くあがって欲しいですね。

2番手の選手が世界トップ10に入ってこないと団体でメダルを取るのは今後難しくなってくるかもしれません。韓国も若手選手が出てきましたからね。松平健太がもっと伸びて欲しいのですが・・・。モチベーションが下がってきているのかな?


男子 世界ランキング ( )の数字は前回の順位
1 (1) 王皓 (CHN)
2 (5) 馬龍 (CHN)
3 (2) ボル (GER)
4 (4) 張継科 (CHN)
5 (3) 馬琳 (CHN)
6 (8) 水谷隼(明治大・スヴェンソン)
7 (7) 王励勤 (CHN)
8 (6) サムソノフ (BLR)
9 (9) 許昕 (CHN)
10 (10) 朱世爀 (KOR)

女子はついに石川佳純が福原愛を抜いて日本女子選手トップの7位に浮上しました。福原愛は8位と変化なし、平野早矢香は11位とひとつ順位を落としました。

女子は11位まで日本人選手が3人入っているというかつてないほど選手層が充実しています。しかし、やはり中国強し。上位6位までは事実上中国選手が独占しています。ランキング下位の選手も実力が日本選手よりも上の選手がまだいるので、この世界ランキングは絶対的な実力を表しているとはいいがたいのですが・・・。

オリンピックで中国選手は2名しかシングルスに出てこないので石川は事実上世界ランク4位ということになります。福原愛とともにメダルを射程に捕らえつつあります。中国のカットマンは出てきませんから、シェーク攻撃型の中国選手の対策に絞れるのはありがたいですね。

女子 世界ランキング ( )の数字は前回の順位
1 (1) 李暁霞 (CHN)
2 (4) 郭炎 (CHN)
3 (3) 丁寧 (CHN)
4 (2) 馮天薇 (SIN)
5 (5) 郭躍 (CHN)
6 (6) 劉詩雯 (CHN)
7 (11) 石川佳純(全農)
8 (8) 福原愛(ANA)
9 (9) 武楊 (CHN)
10 (7) 王越古 (SIN)
11 (10) 平野早矢香(ミキハウス)

参照サイト
http://www.butterfly.co.jp/ranking/20110901.php


ヤフーニュースも取り上げられていますね。


国際卓球連盟は1日、最新の世界ランキングを発表し、女子は8月のチリ・オープンで単複ともに優勝した石川佳純(全農)が11位から自己最高の7位に上がり、日本勢最上位となった。これまでは8位が最高だった。福原愛(ANA)は8位で変わらず、平野早矢香(ミキハウス)は一つ下げて11位。
 男子は水谷隼(明大)が8位から自己最高に並ぶ6位に戻り、岸川聖也(スヴェンソン)は17位、吉田海偉(フリー)は27位。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110901-00000104-jij-spo