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粒高ブロックとカットの動画(シェークハンド攻撃型)

2014/06/05
最近の男子の卓球ではカットマン以外では粒高ラバーを使用してもトップレベルでは通用しないというのが私の考えでした。ところがスウェーデンにシェークハンドラケットのバック面に粒高ラバーを使用しているプロ選手がいたのです。

その選手とはかつて世界ジュニア選手権で個人戦3位に入賞したオーケストロムです。彼の練習動画を見ていると粒高のブロック以外にもカットありバックハンド強打ありと多彩な打法を持っています。

日本ではペンホルダーの反転ラケットに粒高ラバーを貼っている選手が多く、シェークの攻撃型で粒高ラバーを使用している選手はなかなかいません。ですからこの動画を見たときはびっくりしました。シェーク攻撃型の粒高使いはこういった打ち方をすればいいんですね~。とても勉強になります。


日本女子代表の福岡春菜選手の弱点はフォアハンドの攻撃力と台から下げられたときのしのぐ技術が無い点でした。

しかし、オーケストロムにはこの弱点がありません。フォアハンドはカウンタードライブあり、バックハンドは台から下げられてもカットでしのげるし、反転して裏ソフトでバックハンド攻撃もできます。

ただし、このプレースタイルで勝つにはラリー中にラケットを自由自在に反転する技術と粒高ラバーと裏ソフトラバーでフォアもバックも打てる技術が必要です。初心者がいきなり挑戦するのは厳しいのでまずは裏ソフトラバーでフォア・バックの基本打法を一通りマスターする必要があります。