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中国の表ソフトのカットマン:小西杏vs王輝より

2014/07/03
小西杏vs王輝を取り上げます。王輝は中国から帰化したカットマンです。残念ながら体の故障もあり現役は引退されたようですが、表ソフトラバーを使用したナックルカットの達人です。

日本女子選手にとっては中国選手のカットマンは脅威です。ましてや一般レベルの選手からすれば魔球のようなものでしょうね~。

中国の女子カットマンは男子と違ってあまり基本姿勢が低くないです。一見すると棒立ちですね。カットするときも腰を落として打球することがほとんどないです。

カットの打球点が全体として高いです。ですから攻撃的なスピードのあるカットになるのでしょう。昔はカットはボール引きつけて打球点を落としてカットするという指導がイメージがあったのですが、今は違うのかもしれません。

40ミリボールや用具の進歩、スピード接着剤の禁止などもありカットの打法もそれにあわせて変化していますね。

表ソフトラバーを使用するのは粒高ラバーよりも切った、切らないという変化を入れやすいのとバックハンドでの攻撃力が上だからだそうです。確かにこの試合でもバックハンドの攻撃が強烈ですね。日本選手でも表ソフトのカットマンが増加していますから、今後もこの傾向が続くでしょう。