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テナジー05ハードのレビューまとめ 気になる違いや硬さは?

2024/01/01

バタフライのテナジー05ハードを使用した人のレビューをまとめました。果たしてどこが大きく変わったのか?従来のテナジー05と大きく違う点や特徴は以下の通りです。

テナジー05ハードとテナジー05の違い


まず多くの使用者の共通したレビューに見られるポイントは硬い・重い・弾道が直線的の3つです。

スポンジ硬度は43度で同じくバタフライの粘着ラバーであるスピンアートの硬度(48度)よりはやわらかいです。他社ラバーとの比較だとニッタクのファスタークG1と同程度というレビューもあります。あくまでその使用者の主観ですが・・・。

もちろんテナジーの特徴である弾む、回転がかかるという基本性能も強化されています。しかし、それゆえに誰でも使いこなせる万能ラバーではなく使い手を選ぶラバーがテナジー05ハードという印象を受けました。

ラバーが硬いために姿勢が崩れたり、反応が遅れて中途半端なスイングになると棒球になってしまうというコメントもありました。テナジー05ハードのボールの軌道が直線的なのでスイングすればとりあえずネットを超える従来のテナジーシリーズの安定感はやや失われている感じです。


テナジー05+中国製ラバー=テナジー05ハード?


サーブの時に回転をかけやすい、ストップ・ツッツキなど台上処理のときにはずまないというコメントもありました。まるでバタフライのスピンアートを柔らかくして弾みを強化したようなラバー、もしくは粘着のない粘着テンションラバーと表現する使用者もいます。従来のテナジーよりもフォアのレシーブが安定するかもしれません。

粘着ラバーに不満を持っている選手が乗り換える選択肢のラバーとしてテナジー05ハードはありかもしれませんね。

テナジー05ハードはフォア向き


ラバーの硬さのためか、バックハンドよりフォアハンド向けであると多くのレビューで見られました。またブロック、チキータが難しくカウンタードライブはやりやすいというレビューもありました。

チキータが難しいのはラバーにボールがあまり食い込まず、硬い打球感のためでしょう。そしてブロックがやりにくいというのは弾道が直線的なのでネットミスしやすいからだと思われます。練習を重ねていけば問題ないでしょう。

カットマンのフォア面に使える?


その硬さと回転量の多さからカットマンのレビューもありました。フォアハンドの攻撃の威力を上げるために弾みのあるラバーをもとめる上級者のカットマンなら選択肢としてありかもしれません。

まとめ


テナジー05ハードはパワーヒッターや中国製ラバーからテンションラバーへの移行しようとしているプレイヤーなら使う価値はありそうです。腕力やスイングスピードに自信のある上級者が使用すれば威力のあるボールを打つことができるでしょう。

お勧めできないのは非力な選手や硬いラバーが合わない選手です。ただ、非力な選手でもボールをこする打ち方の選手なら使いこなせる
可能性もあります。打球感の硬さや重さもシェークの場合はバック面にロゼナのように柔らかくて軽いラバーと組み合わせることである程度緩和できます。

またテナジー05よりも台上処理やサービス力がアップしたい、ボールの軌道を低くして相手のカウンタードライブを防ぎたい選手も選択肢の一つとしてありかもしれません。あとは価格ですね・・・。