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短期間でフォアとバックの切り替えが上達する多球練習のメニュー

2014/06/05
中国代表の王励勤(ワンリチン)の練習動画です。トレーナー相手に多球練習で切り替えとフットワークを重点的に行なっています。おそらく基本練習のひとつでしょう。2種類の配球パターンを交互に行なっています。

1,バック前→バックへ深く→バックへ回り込み→またバック→フォアへ飛びつき→バックへ深く→フォアへ

2,フォア前→フォアへ深く→バックへ深く→またバックへ深く→フォアへ飛びつき→バックへ深く→回り込み


オールコートを意識したフォア・バックの切り替えとフットワークの強化は多球練習でないとなかなか身につけられませんね。短期間で卓球が上達するには多球練習の質を上げることです。

特に、卓球を始めたばかりのときは単純な切り替え練習が多いと思いますが、実践を意識した複雑な配球の多球練習を早い段階で実行したほうがいいですね。最初は頭が混乱してボールを出す方も受ける方もミスを連発するかもしれませんが、慣れの問題です。

クロス打ちばかりしているとフォームが固定されてオールコートでの切り替えができなくなるので要注意です。

中国選手がラリーに強いのは幼少期からこのような多球練習を毎日こなしているからです。日本でも中学校1年生の夏休みごろからこういった練習をしているとかなり上達すると思います。