アテネオリンピックよりティモボルvsシーラ(フランス)とティモボルvsシュラガー(オーストリア)の試合を振り返ります。
フランスのシーラ選手は台から下がってもロビングやカットでしのいで反撃してくるオールラウンドプレイヤーです。独特のフォームから繰り出すドライブは威力があります。
しかしティモボルは両ハンドのカウンタードライブでシーラを防戦に追い込みます。前陣で連続バックドライブを打てないと勝てない時代に突入したことを印象付ける試合でした。
次の試合は当時世界チャンピオンだったシュラガーとの対戦です。シュラガーもいち早くトップ選手の中でバタフライのハイテンションラバー『ブライス』を使いこなした選手です。
そのプレースタイルは両ハンドのカウンタードライブと台上でのたたきつけるような強打を織り交ぜたハイリスクのシェークハンドの速攻型です。
試合は最終ゲームまでもつれる大激戦となりました。勝敗の差は本当にわずかな差だったと思います。最終ゲーム中盤でのドライブのラリー戦でボルが打ち勝ったのが大きかったですね。
これで流れを引き寄せたボルがシュラガーを突き放しました。
これで流れを引き寄せたボルがシュラガーを突き放しました。
この勢いでボルが金メダルを取るのではないかと予感させる内容でした。しかし、この次にワルドナーに敗れボルのメダルの夢は消えました。
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