世界卓球2014 男子団体の結果：ハンガリー戦でカットの塩野が活躍！予選リーグ1位通過

今大会初めてカットの塩野選手が3番手で初登場しました。序盤は初の団体戦ということで動きに硬さもありましたが、カットの回転の変化で対戦相手を幻惑してストレートで勝利！3番手として今後の出場の可能性がありますね。

水谷選手は圧倒的な強さで2点をあげて予選リーグ全勝です！

ただ2番手の岸川選手が世界ランキング100位以下の格下の選手に2敗してしまい、ラストの水谷選手までもつれる結果となりました。

松平選手は復調の気配がありますが、岸川選手は不調のままです。本来の実力を発揮すれば楽に勝てるはずですが、初戦のギリシャ戦での敗北が影響しているのでしょう。本人は相当悔しいでしょうね。

予選リーグ1位通過したとはいえエース水谷を酷使することになったのは今後の決勝トーナメントでマイナスの影響が出てくるのではないかと心配しています。

今大会は水谷選手に大きな負担をかけています。中国は5人の選手を交代に出してもすべて3-0で勝利して予選を1位で通過しています。一方、日本は水谷がフル回転してやっと1位通過です。本当はハンガリー戦では水谷を休ませるべきだったのでしょうが、それができなかったのもギリシャ戦の敗北が影響していますね。


決勝トーナメントでは2番手、3番手の選手が確実に勝利して水谷の負担をどれだけ減らせるかが重要ですね。メダル決定戦の時に、エースが欠場なんてことにならないようにしなければなりません。