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カットマン『ギオニス』のラバーとラケット:テナジーシリーズとコルベルの組み合わせ

2014/07/03
攻撃的なカットマンの卓球用具ですが、バタフライの傑作ラケットのコルベルにテンション系裏ソフト「テナジーシリーズ」の組み合わせが意外といいかもしれません。

ギリシャのカットマンでギオニス選手がいますが、彼のラケットとラバーの組み合わせはコルベルとテナジー64とフェイントロングⅡなんですね。


彼のプレースタイルは世界卓球2014で見た人も多いと思いますが、フォアはほぼ攻撃でバックは粒高でのカットという攻撃的なカットマンです。ちなみにプロ卓球選手であると同時に歯科医師でもあります。


現在、テナジーは05、25、64、80の4種類あります(FXは除く)が、最近登場したテナジー80が谷岡あゆかや御内健太郎といった日本トップのカットマンに使われています。

カットマンのトップ選手の意見をまとめると以下のとおりです。

テナジー05は攻撃は良いが、カットの安定性が下がる

テナジー64はカットの安定性はあるが、切れ味と攻撃力がダウン

テナジー80は全てにおいてよい

ちなみにテナジー25を使っているカットマンのトップ選手はいないようです。

ギオニス選手は攻撃用ラケットのコルベルを使用しているのでカットの安定性を求めるためにテナジー64を選んでいるのかもしれませんね。

となると弾みを抑えたカットマン用のラケットならテナジー05が合うかもしれません。自分の使用しているラケットの弾みやカットの技術を考慮すれば、どのテナジーが合うのかある程度わかると思います。

あとラバーの厚さですが、トップ選手はトクアツですが、中級レベルのカットマンなら中が良いそうです。

下の動画は海外のアマチュア選手のものです。カットマンのおじさんもギオニスと同じコルベルとテナジーシリーズを使用しています。ただしテナジー05と粒高はTSPのカールP4です。

愛好家レベルの動画のほうが参考になるかも知れませんのでこちらも見てください。