驚異的なバックハンドスマッシュを武器に世界で活躍した田崎俊雄選手の動画です。対戦相手はアトランタオリンピックで銅メダルを獲得したドイツのロスコフ選手です。ロスコフは全盛期は世界最速のバックハンドドライブを打つ選手と言われた名選手です。
最終ゲームのみの動画ですが、中盤に田崎選手が追いつきかけたときにロスコフ側がタイムを要求。ここで流れが変わりました。
サーブ権を持ちながら田崎選手は一本も奪えず一気にリードを広げられます。不運なエッジもありましたが、サーブが読まれていたのでしょうか?3球目攻撃をさせてもらえず、ラリーに持ち込まれてポイントを奪えません。ロスコフ側のコーチのアドバイスが効いたのでしょうか?
バックサイドに早くて切れたツッツキを送られたときに強打できないのが、ペン速攻の弱点ですね。現在は裏面打法でカバーできますが、そうなると田崎選手のようなバックハンドスマッシュはラケットの重量が重くなり、打つのが難しくなるでしょうね。
元世界チャンピオンでペン速攻の河野満さんは、もし現役なら裏面に粒高ラバーを貼ってバックサイドに切れたボールがきたときは対処すると卓球専門誌で語っていました。粒高の一枚ラバーなら重量もそれほど増えないので対応できますね~。なるほど。
いずれにせよ田崎選手のような後陣からでもカウンタースマッシュを打てるペン速攻は40ミリボールで実現するのは難しいかもしれません。しかも、グルー禁止ですから・・・。ハイテンションの表ソフトラバーなら可能かな?
Olympics 2000:Jörg Rosskopf (GER) vs Toshio Tasaki (JPN)
Olympics 2000:Jörg Rosskopf (GER) vs Toshio Tasaki (JPN)
コメントを投稿
別ページに移動します